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インドネシア教育振興会
インドネシアと日本の子どもたちの懸け橋に
当会は、インドネシアをはじめとする東南アジアの子供たちの教育機会の充実と日本と双方の環境・教育文化の発展に寄与することを目的に富山大学人間発達科学部で学ぶ社会人学生とインドネシア留学生との尽力で2000年に設立されたNGO「政府組織」です。
活動の事務所は、富山市、バリ、バンドンの3カ所で各種団体等からの支援、インタネットカフェでの収益事業を主たる財源として活動を展開しています。
現在の主たる活動内容は、現地の子供たちへの寄付品の配布、日本と現地 小・中学校の交流の仲立ち、現地での里親奨学金制度の運用等で、特にインドネシアでは、ボランティア活動を通じて、「バイオマス利用による循環型社会形成のための実践活動」を掲げ、3Rについての環境教育活動を行っています。
具体活動として、富山県の事例を盛り込んだ「3R推進本」を作成・配布しているほか、実践として、貧困地域のごみ問題として、コンポストを利用したバイオマス農園を地域住民約700所帯を対象に設置し、循環型社会形成の普及促進活動に取り組んでいます。
実践ポイント
コンポスト運営で当初バイオマス破砕機を人海戦術で予定していたが、道具がそろわないなどのほか、最良のたい肥ができくいことから本年度破砕機をの導入をしました。地域の識字率の低さと意欲の高さのギャップが大きく、教授方法に対応が必要であり「わかり易い循環型マニュアル」の校正を実践を通して改良することにしています。
今後の展開
インドネシアで行っている環境委教育を日本の子供たちに伝え、日本の子供たちにも3Rやごみについて考えることができる環境を作りたい。また、富山県における環境教育活動の内容をインドネシアに伝え実践したい。
日本の環境教育のノウハウをインドネシアに伝えるため、県の環境有識者を集めて意見を出し合える場をつくりたい。その内容をインドネシアや日本での環境教育に生かしたい。
取り組み効果と評価
昨年の活動が新聞報道やラジオでとりあげられた他、web等の発信の効果が高く、日本・インドネシアの大学生と協働で、児童に対して環境教育の実施、地域住民ミーティングを実施し、循環型社会へのアプローチを開始することが出来ました。また、近辺に公衆トイレ設備がないことからバイオマス利用のトイレが完成させることが出来ました。
関連情報
- 関連URL地球環境基金 プログラム