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NPO法人里山倶楽部
育てる 学ぶ 手づくりの暮らしを楽しむ
NPO法人里山倶楽部では、いつまでも住み続けたくなる美しい集落をつくることを目指して、富山市内に「田園住宅開ケ丘」事業を展開しています。「田園住宅開ケ丘」の不動産の販売と併せて、集落内の住宅の設計やイメージも配慮し、集落全体のライフスタイルをコーディネートしていくことで田園風景の美しい景観を保ち、住民の豊かでスローなライフスタイルを推奨しています。
集落には現在、25棟の住宅が建設され24世帯の住民が生活しています。集落の住民はNPO法人里山倶楽部の会員となり、周辺の既存集落の人たちとの交流、連携することで、地域の輪、人の輪の広がり、安心感が生まれています。
また、富山市からの委託を受けスローライフの普及啓発を目的に「とやまスローライフ市民農園」の運営管理、交流学習施設を使った自然体験、農業体験教室、ものづくり教室を開催しています。また、地元野菜をふんだんに使った食育レストラン「キッチン里山倶楽部」の営業も行っており、同時に近隣農家の採りたて野菜の販売も行っています。
とやまスローライフ・フィールドは、専門学校職藝学院が「開ケ丘キャンパス」として活用しており、集落内の宅地や農場を実習場と位置づけ、庭づくりや歩道、緑地の維持管理などの景観保全に協力しています。
実践ポイント
「スローライフ」とは・・・
スローライフとは、伝統や文化にこだわり、総てに自然体で「時間」や「もの」、そして何よりも自分とそのライフスタイルを大切にし、心豊かな生活を送ることです。
今後の展開
すでに「田園住宅開ケ丘」は多くの入居者の方が生活しています。今後は、会員の皆様がスローライフをさらに満喫していただけるように、「とやまスローライフ市民農園」「とやまスローライフ・フィールド」のさらなる充実を図っていきます。
取り組み効果と評価
「田園住宅開ヶ丘」事業、とやまスローライフフィールド事業により、この地域へ訪れる人が徐々に増加しています。これにより都市部と地域住民との交流が図られ地域も元気を取り戻してきています。
関連情報
- 関連URLとやまスローライフフィールドHP