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NPO法人 富山県自然保護協会
設立56年を迎える県内自然保護団体の先駆者
富山県自然保護協会は自然保護思想の普及啓発を目的とする自然保護活動団体として1962年に設立されました。2003年にはNPO法人の認証を受け、「自然を尊び、自然を愛し、自然に親しむ」を基本理念として活動しています。当協会は6つの委員会で構成され、自然保護思想の普及啓発を行っています。
【総務委員会】
会員の勧誘、関連団体との連携、及び情報交換、協会事業、協賛事業の調整を行います。
【普及委員会】
年間を通じて、県内各地での自然観察会を行っています。
【調査委員会】
県内における外来種の調査、ラムサール登録湿地の経年劣化の調査や河川の生態系調査を行っています。
【会報委員会】
年間4回の会報を発行しています。
【都市緑化委員会】
県内の緑化計画において、指導、アドバイスを行います。
【写真展委員会】
県内各地で、自然をテーマにした写真展を開催しています。
また、この他にも県からの受諾事業として、富山県自然保護講座ナチュラリスト養成コース・ジュニアナチュラリストを開催し、県内の自然保護発展のための人材育成にも貢献しています。
実践ポイント
当協会の設立趣旨である「自然保護と産業開発の調整」を、今一度振り返り原点に戻って活動を行っていきたい。
天下に誇る富山県下の山水景勝の保全によってますます観光価値の高揚に努めると共に、厚生施設の完備によって大いに県民福祉の増進に寄与し、さらに科学的研究の機会を広く内外の学徒に供与し、世界文化の向上進歩に貢献するためによろしく自然愛護の思想を普及宣伝・・・(中略)・・・多面産業開発と自然保護とを調整すべき・・・(中略)・・・。
今後の展開
各委員会を中心に「自然を尊び、自然を愛し、自然に親しむ」を柱にして自然保護意識の高揚と推進を図っていきます。
具体的には、水無湿原や立山山麓家族村周辺のミズバショウ自生地等の保全整備、富岩運河水生生物調査、大日平・弥陀ヶ原(ラムサール条約登録湿地)の調査・研究、自然観察会、アルペンルートでの外来植物調査・除去などを継続していきます。
上記の活動をとおして皆様と共に、富山の素晴らしい自然を守り育て、次世代に繋いでゆきたいと思っています。
関連情報
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