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大広田環境づくり協議会
環境にやさしいふるさとづくり
当協議会は、大広田地区が「新たな環境共生都市づくり」を目指すモデル地域に指定されたことを契機として2003年に設立されました。
取組みは、「計画段階から多くの参加者と連携」することにより、新たな地域環境の創造やエコツーリズム、地域温暖化防止活動を実践するなど、大広田校下の住民・団体・事業・行政が協力して、富山市のエコタウン事業の振興と環境共生を図り、「環境にやさしいふるさとづくり」を目指しています。
[主な活動]
「花の道づくり事業」と称して、花と緑の豊かなまちづくりを進めています。
地域の方に「花の里親」を募集し、大切に育てて戴いた花は、大広田小学校やエコタウン周辺に飾られています。
年2回、アルミ缶回収と即売会(自家製の小物や花、野菜)、フリーマーケットを一緒に行う「もったいない市」を開催しています。
空き缶を会場で使える缶マネーに交換し、資源回収とリサイクルが一度に体験できるように工夫しています。
他にも海岸清掃や廃食用油の常時回収を実施しています。
また、これらの環境活動を通じて地域活動を積極的に推進する「人づくり」に力を入れており、小中学校のPTA(歴代の小学校PTA会長が参加)や他の団体(花の道づくりや田んぼを共同で実施)と連携し、活動の輪を広げています。
実践ポイント
環境問題を中心テーマに据えていますが、環境活動を通じて地域活動を積極的に推進する「人づくり」に力を入れています。
また、一緒に活動する顔見知りの人たちが増えれば、地域の活性化に通じると思っています。
そのために小中学校の PTA(歴代の小学校 PTA 会長が参加)や他の団体(花の道づくりや田んぼを共同で実施)と連携して、活動の輪を広げています。
今後の展開
「花の道づくり」と「もったいない市」の2事業を中心に今後も継続していく予定です。
「花の道づくり」は、花と緑の豊かなまちづくりを進めています。単に当協議会が草花を植えて手入れするだけではなく、地域の方に「花の里親」になっていただき、各家庭で花を育てる運動にして、住民の方に活動に参加していただけるように努めています。
また、花の里親さんがプランターを持ち寄る花のコンテストを行っています。これには地域企業に協力いただいて賞品を用意し、少しでも励みになるようにしています。
「もったいない市」も地域住民参加型のイベントで、家庭で育てた花、野菜や不要になった品物等の即売会やフリーマケーツトを年2回開催しています。
空き缶を持って来ていただくと、会場の買い物に使える缶マネ-に交換し、その場で資源回収とリサイクルが体験できるように工夫しています。
取り組み効果と評価
環境づくり協議会で行った地域とエコタウンの共生と地域活性の事業活動が評価され、富山市大広田校下自治振興会が2004年度に第9回とやま環境賞を受賞しました。