> エコ活動事例の検索結果一覧 > 公益財団法人 オイスカ富山県支部
公益財団法人 オイスカ富山県支部
世界の空は一つ。美しい地球を未来のこども達へ
オイスカは、1961年に教育、開発、環境をテーマに発展途上国の明日を創る人材育成を柱に日本で創立された国際NGOです。
富山県支部は、1975年に設立し、日・タイ友好青年植樹フォーラムや日・中友好植林活動、フイリピン、タイ、フィジー、マレーシア(ボルネオ島)での「子供の森」計画の植林活動等をはじめ、県内では2003年より富山市(旧大沢野地区)で「風の子の森」「船峅ふるさとの森」を整備し、また「猿倉山山麓里山保全の森づくり活動」では子供たちの植林活動やネイチャーゲーム等の自然体験型の活動も展開しました。2017年からは立山町天林地区で「緑の里山保全の森づくり活動」を開始し、植林や子供たちの樹木観察会を実施しています。
毎年開催される『とやま環境フェア』において「とやまの森のつみき広場」を出展して、子供たちが積み木を使って自由に遊ぶことができ、木の温もりや香りに触れながら森の恵みを体験できるなどの活動も行っています。
また、「緑の植林協力隊」では2013年にミャンマー国北部を訪問し、植林地周辺の村人や子ども達と友好の森植林を行ってきました。
ミャンマーは日本人にとても親しみのある国の1つです。オイスカは1997年ミャンマー政府と協約を交わし農林業研修センターを設置し、自然環境の再生と人材育成の国際協力活動を推進しています。
オイスカの2020年度の活動は、コロナの影響で子供たちとの春の植林活動や海外での「緑の植林協力隊」活動はできませんでしたが、感染防止対策を講じて以下の通り実施しました。
9/12 天林地区「緑の里山保全の森づくり活動」下草刈り
9/27 天林地区「緑の里山保全の森づくり活動」植林(ボーイスカウトの皆さんと一緒に120本の苗木を補植)
2/15 富山県内の図書館に「松がつなぐあした」を寄贈
実践ポイント
オイスカ富山県支部は設立後46年間経過しておりその間、アジアの開発途上国と深い関係にあり、「環境保全」「普及啓発」に力を入れ、国内外問わず人づくり(人材育成)を柱とした取り組みを行っています。
今後の展開
地域の子供たちと大人が一緒に植樹活動等を通して汗を流し、自然を愛する心を育てながら、里山の保全や保護について考える「森をつくる、子供を育てる」機会を継続的に実施する予定です。
取り組み効果と評価
オイスカでは国際社会に対し様々な支援活動を行っていることが高く評価され、1995年には国連経済社会理事会の顧問資格NGO部門カテゴリーⅠ(ジェネラル)に認定され、一層の国際貢献が求められています。
表彰歴
1985年12月 県知事より国際青年年(IYY)事業推進に寄与、表彰
1986年11月 県知事より国際交流功労表彰を受ける
1989年11月 青年育成活動が高く評価され「国連青年功労賞」受賞
1993年6月 持続可能な開発に顕著な活動「地球サミット賞」受賞
1997年9月 県知事より 国際交流賞を受ける Fレディース
2010年10月 国連生物多様性条例事務局との基本協約締結
2011年2月 公益財団法人オイスカ富山県支部となる