> エコ活動事例の検索結果一覧 > 立山町 (CO2排出削減量を売却、緑化推進)
立山町 (CO2排出削減量を売却、緑化推進)
森林整備を活用する地球温暖化対策の推進
1 町の二酸化炭素排出削減量を企業へ売却
立山町では、町の温泉施設のボイラー燃料の一部を木質ペレットに転換しているほか、小・中学校等に太陽光発電を導入し、二酸化炭素排出量削減に取り組んでいます。
また、国の認可を得て、この削減した量を企業に売却することが合意されています。
2 地域ぐるみで緑化活動
立山町は、「花と緑の銀行(理事長富山県知事)」の設立(1973年)以来、積極的に緑化活動を推進してきており、現在は、概ね旧小学校下単位とする13地方銀行において、72名のグリーンキーパーが活躍されており、町はこれらの活動を助成しています。
また、保育所や小学校等へ花苗や球根の配布、花とみどりの少年団(4分団)を対象に活動を助成するとともに、研修会や緑化活動等へ参加するなど、地球温暖化防止活動の普及促進に取り組んでいます。
実践ポイント
五百石駅前花壇をはじめ、釜ヶ淵駅プラットホーム、立山アルペンルートの立山駅、スーパー農道沿線の大森花壇などが、各々、自治振興会や町内会、老人クラブの方々と協力しながら、通勤・通学者、県内外の観光客に四季折々の「うるおいある花と緑の広場」を提供しています。
また、緑化関係表彰は、大森自治振興会が1996年に県緑化功労賞、花と緑の銀行五百石地方銀行が2011年に「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞しています。
今後の展開
公共施設の消費エネルギー源として林地に放置されている間伐材等を木質ペレットとして活用し、二酸化炭素排出量の削減を図り地球温暖化防止に寄与します。また、間伐材の有効利用により森林整備推進を目指し、森林が持つ多面的な機能の回復を図ります。
関連情報
- 関連URL立山町のCO2排出量削減量を企業へ売却