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富山県食生活改善推進連絡協議会
「私たちの健康は私たちの手で」
1972年に発足した富山県食生活改善推進連絡協議会は「私たちの健康は私たちの手で」をスローガンに掲げ、ヘルスメイトが食生活を通した健康づくり活動を全国的に進めています。
当協議会も、2012年には40年目を迎え、約4000名のヘルスメイトが県内各地でボランテイア活動を行っています。
食生活の改善を中心とした健康づくり活動の充実や知識の普及啓発を目的に、「おやこの食育教室」、「三世代ふれあいクッキングセミナー」、「男性のための料理教室」、「若者向け食文化と食育実践事業」、「やさしい在宅介護食教室」「シニアカフェ」などを開催、各世代に対応した多彩な事業を通して、地域の健康づくり、高齢者の孤立予防に成果を上げています。
特に、「三世代ふれあいクッキングセミナー」は、三世代同居率が全国平均より高い特色を生かした富山県独自の食育活動事業です。
新鮮な魚介類や野菜、美味しい米等が豊富にある富山県の食材を使っての料理を作り昔からの郷土料理を「子から孫へ」と若い世代に継承し、手作りの媒体による健康ゲーム等などを実施し、楽しくにぎやかに世代の交流を深め、地域の健康づくりの輪を現在も進めています。
実践ポイント
・富山型食生活の普及・啓発として郷土料理レシピ集のテキストを活用し、環境に配慮したecoクッキング等、地産地消を実行することが大事と考えています。
・「健康と長寿の祭典」に参加しブースの出展などにより正しい食生活の実践普及に努めてきました。
・協議会設立35周年を記念した冊子で、「とやまの郷土料理レシピ集ヘルスメイトが伝える~富山の食文化~」を発刊しました。
今後の展開
食育のコミュニケーションツールとして、若い世代や独身男性、独り暮らしの方たちにも読んでいただけるような、組み合わせを考えた簡単なレシピ(「10分で朝食」など)を提案できる冊子を作り、普及したいと思っています。
当協会の推進員は、幼児から高齢者までの幅広い年齢層の健康づくりをサポートしていますが、これからも地域に根ざしたボランテイア活動を推進していきたいと考えています。
取り組み効果と評価
1964年 保健文化賞受賞(厚生省)
2010年 富山県功労表彰受賞
関連情報
- 関連URL一般財団法人日本食生活協会