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富山グリーンフードリサイクル株式会社
食品廃棄物と剪定枝を有効活用。自然環境を模範に循環型社会を構築
商業施設やホテル、食品工場や各家庭で発生する残飯や調理残渣、加工残渣などの生ごみを発酵させ、メタンガスを回収し、このメタンガスは発電エネルギーとして自社の設備動力として使用する他、余剰分を隣接工場に移送し熱エネルギーとして活用されています。
また、発酵段階で生成される発酵消化液を、剪定枝や刈り草と混ぜ合わせて堆肥を製造し販売を行っています。
従来は焼却処理や埋め立て処分されるごみを減らし、地球温室効果ガスを削減、良質な堆肥を農地へ還元すること等によって、環境負荷の軽減と循環型社会の構築に貢献しています。
実践ポイント
生ごみの収集作業は、周辺住民の皆様や回収地区のご理解とご協力があるからこそです。富山市の積極的な環境行政も追い風になっています。
今後の展開
家庭生ごみの回収は、行政や自治会からご協力をいただく事が不可欠です。今後もご理解とご協力を求めながら、回収地区を拡大していきたいと考えています。
取り組み効果と評価
2006年度よりはじまった生ごみの回収は、富山市内の13地区に拡大しています。当社の発電機は約2トンの生ごみで、4人家族が使用する約1カ月分相当の電気を作ることができます。環境ISOの導入など、環境配慮に積極的な事業所です。