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イオンリテール株式会社 イオン高岡店
国内初、植物由来のバイオポリエチレンを主原料とした有料レジ袋を本格導入
2007年から全国チェーンストア初の「レジ袋無料配布中止」を一部店舗で開始した「イオンリテール」では、2008年3月に2012年度のCO2排出総量を2006年度比で185万トン削減することを目標に掲げた「イオン温暖化防止宣言」を発表しました。
その目標に向け、同年からレジ袋の改革に着手。2011年7月から「イオン高岡店」では、サトウキビから砂糖を採取した後の残糖から製造されたバイオポリエチレンを主原料とした有料レジ袋を導入しています。このレジ袋は、従来品に比べCO2を5割強削減。国内初の取り組みで、さらなるCO2削減を目指しています。
また、有料レジ袋の収益金は日本と地域の環境保全のために、それぞれ半分ずつ寄付する取り組みも進めています。
実践ポイント
2008年3月の「イオン温暖化防止宣言」から2012年度を目途に、食品レジ袋からのCO2の排出量ゼロを目指して取り組み続けていることがポイント。
今後の展開
従来の品質・製造コストを維持したバイオポリエチレン製の有料レジ袋を安定供給できる仕組みを構築。イオン高岡店をはじめ「レジ袋無料配布中止」の実施店舗には、その有料レジ袋の導入をさらに進めていく計画です。
取り組み効果と評価
従来のレジ袋に比べCO2を5割強削減。グループ店舗における有料レジ袋の1年間のCO2削減は約4,303トン、CO2削減率は2010年度比54.01%となる見通しです。
3R等、環境に配慮した取組みに積極的な事業所(富山県認定エコショップ)として認定されています。