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富山大学生活協同組合
楽しく参加しやすい空き容器自動回収機で学生にリサイクルを定着
1991年にゴミで汚れた学内の清掃活動を始めて以来、様々な3Rに取り組み続けている「富山大学生活協同組合」では、2005年からは参加型のリサイクル体験の場を提供するため、空き缶とペットボトルに対応する空き容器自動回収機「RVM」を導入しました。
同協同組合からの依頼で抽選方式によるキックバックシステムが搭載されているため、学生たちは楽しみながらリサイクルすることができます。下宿からの持ち込みも可能とあって、非常に高い回収率を誇っています。
また、空き缶は圧縮、ペットボトルは粉砕と回収場所で減量することで、運搬にかかる負担を軽減。そして、障害者雇用の団体がリサイクル工場まで運ぶという、社会貢献度の高いシステムを構築しています。
実践ポイント
1/10の確率で10円券、1/2000の確率で100円券が出るキックバックシステムにより、学生が参加・習慣化しやすい環境作りができたこと。
今後の展開
空き容器自動回収機は、現在2台設置されていますが、より間口を広げるために台数の増加を検討しています。また、不法投棄を防ぐために1~2年前から始めた不要品の買取サービスの普及にも努めていきます。
取り組み効果と評価
2003年 富山県ゴミゼロアイデアコンテスト オフィスでの工夫 最優秀賞
2004年 富山県リデュース・リユース・リサイクル推進功労者等表彰
2006年 容器包装3R推進環境大臣賞 奨励賞
2009年 富山県県土美化推進会議功労者表彰