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赤尾館
ヒートポンプ式の電気給湯器とインバーター式蛍光灯の導入によって、省エネ旅館に
天然温泉「五箇山温泉」を、宿泊客に24時間提供している旅館「赤尾館」。2010年12月、浴場の洗い場のからんなどの給湯に使用している灯油焚きボイラーに、補助としてヒートポンプ式の電気給湯器を新たに導入しました。灯油焚きボイラーの老朽化により、修理、あるいは買い換えを検討していた時、南砺市商工会五箇山事務所から「2011年度富山県中小企業等省エネ設備導入促進モデル事業補助金」を紹介されたのが、導入のきっかけです。同時に、玄関・宴会場の照明に代わるものとしてインバーター式蛍光灯も導入し、どちらも2011年1月から稼働を開始しました。特にヒートポンプ式の電気給湯器は、同年6月から高い省エネルギー効果を発揮しています。
実践ポイント
家族経営で事務職を雇っていないため、事業に申請する際、五箇山事務所による書類作成などの支援を受けられたこと。
今後の展開
浴槽をお湯でいっぱいに満たす時や、浴室の温度をある程度保つ時、足し湯をする時など、日頃からヒートポンプ式の電気給湯器をより上手に有効活用することで、さらなるCO2排出量の削減を目指していきます。
取り組み効果と評価
ヒートポンプ式の電気給湯器の導入により、2011年6月以降、CO2排出量を約30%削減(月単位)。また、灯油焚きボイラーへの負荷も低減できました。