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株式会社 富山環境整備
CO2の削減を目指して産業廃棄物を焼却し電気に変えて自社利用
2008年11月に発電併用焼却施設を導入した「富山環境整備」では、富山市の下水道処理汚泥や企業の産業廃棄物の処理・処分を受託しており、廃棄物発生量の安定化と減量に取り組んでいます。この焼却施設は、約1,000度の温度管理によってダイオキシン類などの有害物質を発生させないため、クリーンかつ安全に焼却することができます。
さらに、焼却で得た廃熱を利用して発電を行っているのが最大の特徴。その電力は焼却施設などの同社施設に供給しています。
その他にも、家庭から出る廃プラスチックを利用してリサイクル製品づくりを行ったり、リサイクル出来ない物については最終処分場に埋め立てを行ったりと、広大な敷地を活用して様々な角度から循環型社会の実現を追求しています。
実践ポイント
廃棄物を焼却する施設から前処理で破砕する施設までトータル的に施設を保有しているため、廃棄物が集まりやすく、安定的に焼却できること。
今後の展開
微量PCBの処理施設は北陸地区には皆無で、国内でも僅か。同社では処理が難しいものでも安全・安定的に焼却できる施設を目指し、北陸地区で初めて実証実験を実施。大臣認定の申請を終え、年度内には認可される予定です。
取り組み効果と評価
廃棄物を焼却することは、その体積を小さくすることになります。よって、埋め立てを行う最終処分場の延命化が図れました。
関連情報
- 関連URL富山環境整備オフィシャルサイト|環境活動