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親子わんぱく自然教室
ふるさとの自然に親しみ、学び、癒されて好奇心を刺激し、畏敬の気持ちを育む
1981年に旧井波町・井波公民館の文化事業『わんぱく自然教室』として活動を開始。当初は小学4年~6年の児童を対象に夏休みを中心に活動していましたが、その後、地元の有志らとともに徐々に対象年齢や、活動内容を拡大し、現在では園児~中学生までの親子を対象とする『親子わんぱく自然教室』として月1回程度活動しています。
具体的な活動としては、ギフチョウの観察、川や海などでの水辺の生き物調査、キノコ狩り、冬場の動植物の観察や化石調査など南砺市を中心に四季折々の幅広い活動に毎年延べ600~860名の親子が参加しています。
講師や指導者には県内外のナチュラリストなどに協力を依頼し、ふるさとの身近な自然、歴史や文化に親しむ五感による体験を大切にして、豊かな情感・科学的発想・強く生きる力・自然への畏れや敬いを育み、いのちの尊厳と関係・有限・多様性を伝えたいと考えています。
実践ポイント
保護者にとっても貴重な時間を子供たちと共に過ごし、同じものを見て、触れ、味わう。また同じ音を聞き、同じ香りを嗅いで、共に観じ共に学ぶ中で知識を超えた智慧を伝えています。
今後の展開
今後は、地域特有の伝統文化を学ぶことや国蝶のオオムラサキを復活させる活動のため樹木を植樹し、生態観察を通してその再生にも取り組みたい。