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越の国自然エネルギー推進協議会
木質バイオマスを中心とした自然エネルギーの利用推進
越の国自然エネルギー推進協議会では、自然エネルギーの利用に関する調査研究、情報・資料の収集、情報提供、アドバイス、コンサルテーション、普及啓発活動や、自然エネルギーの利用事業関係者の連携協調の充実、施策等の提言など、幅広く活動しています。
また、氷見市と高岡市を中心として、地域住民や企業を対象とした勉強会やイベントを不定期で開催しています。
実践ポイント
「木質バイオマス燃料を中心とした自然エネルギーの利用推進に関する調査研究を行うと共に、自然エネルギーの利用事業の円滑な普及発展を図り、もって持続可能な循環型社会の構築と環境保全に寄与する」ことを目的として設立され、様々な活動に取組んでいます。
今後の展開
全国で広まりつつある「木の駅」の氷見版「ひみ森の番屋コミュニティ」の構築を本格化し、間伐材のエネルギー利用を進めます。
取り組み効果と評価
2012年に開催した「アウトドア以上、木こり未満 meeting」では下記の実績がありました。
第1回(10月20日):木の駅編(参加者28名)
-講演、事例紹介(地域再生機構・森氏、島崎山造り塾・佐藤氏)
-ポータブルウインチによる材搬出実演指導(島崎山造り塾・佐藤氏、立山山麓森林組合・下坂氏)
-バーベキューによる交流
-のんびりと過ごし、森林による癒しを体感
第2回(10月28日):ペレット編(参加者10名)
-基調講演:東北芸術工科大学・三浦先生
-ワークショップ『氷見でペレット事業は可能か?』
(情報提供:森のエネルギー研究所・大野氏)
第3回(11月10日、11日):実践編(参加者20名)
-木の駅編で習得した材搬出方法の実践
-とやまcocolo会およびEPO中部との鍋による交流
-のんびりと過ごし、森林による癒しを体感
特に今回参加した(株)三協住建が実際に薪作りを事業化しました。本業のサッシ販売が暇な時期に、勝福寺の山林から木を伐り出し薪割機で薪に加工して販売しています。第1回で効率的な材搬出法を学び、第2回で採算計算をしっかり行ったことにより、副業としての林業に踏み切ることが出来ました。主に若手従業員が従事しており、本事業の目的が達成できたと言えます。