自然との関わり、共生は時代のニーズであり、その取り組みは山村地域活性化の最も必要とされるところです。利賀飛翔の会では幅広くその想いを共有する仲間を募り、次の事業を行っています。
「利賀地域の自然環境の保全・整備に関わること」「利賀の自然・文化を広める解説活動」「自然環境の理解を深めるための研鑽及び研究調査」「地域活性化を目指し、関係機関との協力強調のための活動」「生きがいづくり交流親睦事業」
　毎年、遅い雪解けを待って行われる「水無湿原観察会」には、この機会しか訪れることができないということもあり、県外からも自然愛好家等が楽しみに参加しています。しかし近年、土砂の流入や水路の固定化などで湿原の乾燥化が始まっていることもあり、富山森林管理署等の応援も得ながら、秋には潅木の整理をしたり、水の流れが湿原に広がるよう水路の一部をせき止めたり、懸命に湿原の保全に取り組んでいます。
　利賀飛翔の会では湿原の保全活動だけではなく、「利賀富士」と呼ばれる「尾洞山」周辺の登山道の草刈り、自然観察・歴史講座を通じた学習講座や自然解説活動にも力を入れています。
　「利賀の自然を後世に残していく」その想いを胸に日々活動しています。
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