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株式会社エス・テック 氷見工場
「環境と安全を見える化」し、現場力と経営基盤を強化
株式会社エス・テックは、”鋳鋼鋳鉄鋳造品の手入れ”を主体として、富山・石川で3拠点を有する企業です。
地球環境の保全が人類共通の重要課題と認識し、業務の中でよりよい地球環境をめざした改善活動を推進しています。
環境マネジメントシステム(エコステージ)を導入し、
① ムリ、ムダ、ムラ取り(業務効率と意識レベル向上)
② 電力使用量の見える化と削減
③ 設備保全を充実し、浪費エネルギーを削減
④ 廃棄物の削減と3Rの推進
⑤ 手直し・不良・廃品の撲滅(作業ロス排除)
などを行っています。また①~⑤を包括的に施行し、排水・取水・大気・土壌に対する汚染を防止しています。
実践ポイント
日系人就労者が80%以上を占め、言葉や習慣の壁などがある中でも、エコステージを導入したことによって、環境保全の意識を高め、浸透させることができました。
今後の展開
環境経営+CSR経営を標榜した改善活動を展開して、QCDSMEGの改善を目指します。特に、各項目に関して、ストロングポイントとウィークポイントを洗い出したロジカルシンキングを展開して、より具体的な計画で現場力と企業基盤増強を支援し、環境保全にも繋げていきたいです。
※QCDSMEGとは…Q=Quality(品質)、C=Cost(費用)、D=Delivery(納期)、S=Safety(安全)、M=Moral(モラル)、E=Environment(環境)、G=Governance(管理)
取り組み効果と評価
①3無取りの為、“5M分析~5W2H計画の策定能力を確保し、それに見合った意識を確保。
②見える化実現と時間当たり使用量を15%圧縮。
③計画保全前段での“仕掛け”をつくり、エネルギーの算出が可能となった。
④(一般・産業)廃棄物の削減15%達成。
⑤ロス構造の見える化。(廃品率0)
⑥汚染リスクを最大限圧縮する為、環境負荷物の安全隔離を実現。
※これらにより、顧客満足と公的信用を向上。
また、2012年10月24日~26日に開催された、 第71回(平成24年度)全国産業安全衛生大会(in富山) において氷見工場の安全管理活動分科会研究・事例を発表しました。