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ファインネクス株式会社 本社工場
地中熱利用ヒートポンプを活用した省エネ及びCO2の削減
本社工場(舟橋村)5号棟の空調設備は、ガスヒートポンプ式空調、空冷式ビル用マルチ及び空冷式ヒートポンプチラーによる空調運転を行っておりましたが、いずれも更新時期を迎えたことから、環境負荷の低減と省エネルギーの観点から運転効率の高い地中熱(井水)を利用した水冷式ビル用マルチに更新しました。これにより、年間エネルギー消費量23kL削減(▲33%)、年間CO2排出量については48t削減(▲23%)となる見込みです。
また、H26年2月には上条工場(富山市水橋)において、地中熱利用ヒートポンプを活用した空調設備を導入済であり、ほぼ予想どおりの省エネ効果が出ております。
実践ポイント
地下水は年間を通して一定温度であり、安定した熱源を効率よく利用できます。空冷ヒートポンプとは異なり、外気温の影響を受けません。そのためピーク電力削減効果が大きいです。地下水は、工場内の既設井戸を利用し、空調に使用した地下水は工場内で再利用しております。また、国の補助金を活用してイニシャルコストの低減を図りました。
今後の展開
さらなる省エネ・CO2排出量削減のため、他工場のガス利用空調設備を地中熱利用ヒートポンプへ
更新することを検討中。