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株式会社アイザック 環境事業本部
廃棄物発電によるJ-クレジット制度登録で、地球温暖化対策へ貢献
産業廃棄物の中間処理からリサイクルまで行う「アイザック環境事業本部」では、2010年8月4日に、焼却やリサイクルが困難な産業廃棄物の処理に対応した夢の設備「エネルギーセンター」を竣工しました。
単に焼却するだけではなく、焼却の際に発生した熱は発電や汚泥乾燥、温水供給と様々に利用され、その中でも発電端効率は15%超を達成。発電量は4,000kW/hで8,000世帯分に相当します。発生した電力は自社利用し、余剰分を売電しています。自社利用した分が国により運営されているカーボン・オフセット制度である「J-クレジット制度」に登録されています。
また、廃棄物処理やリサイクルだけではなく、2010年からグループ全体で工場屋根等に太陽光発電設備を設置。二酸化炭素排出削減、省エネルギーへの関心がますます高まる中で、「創エネルギー」にも積極的に取り組んでいます。
実践ポイント
次世代型焼却炉が産業廃棄物の単なる焼却施設ではないというところに、多くのお客様から興味・関心をもっていただきました。
今後の展開
次世代型焼却炉のPRをより進め、産業廃棄物処理に困っておられるお客様の役に立つことで、環境負荷の低減につなげていきたいと考えています。また、有価貴金属のリサイクルも広くPRし、取扱量を増やしていきたいと考えています。
取り組み効果と評価
発電量4,000kW/hと、業界トップクラスの次世代型焼却炉。発電した電力の自社利用した分で「J-クレジット制度」に登録。J-クレジット(J-VER)を約4,000t-CO2/年創出しています。