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おもちゃ病院ぺんぎん
みなさまから“あってよかったおもちゃ病院ぺんぎん”と言われる活動をめざしています!
壊れて捨てられるおもちゃを修理し長く使ってもらい、また、使わなくなったおもちゃを他の人につかってもらう繋ぎサポートの活動により廃棄おもちゃの削減を目的にしています(SDGs活動)。
1.毎月1回の「定期診療活動」壊れたおもちゃの相談・診断・治療の実施
2.外部からのイベント要請による「出張診療」活動(年数回)
公民館、イオンスタイル、おとぎの森公園
3.子どもたちを対象とした「おもちゃ病院体験会」の実施(年1回)
4.子どもたちを対象とした「工作教室」の実施(年1回)
5.おもちゃドクターの修理技術向上のための「勉強会」の実施(年数回)
6.「高岡市ボランティア広場」での活動紹介(パネル展示、YouTube、実演)
*各項目実施内容記事は、わたしたちのホームページを参照ください。
実践ポイント
故障おもちゃを大切に抱えたお子さんが、一生懸命壊れたところを説明してくれ、おもちゃドクターが診察しているところを心配そうに、真剣に見ている様子をみていると、大切に使ってもらっている気持ちが伝わってきます。預かり修理でおもちゃを置いていかなければならない場合の寂しい顔を見ると「何としても治してあげよう!」と思います。また、治ったおもちゃを受け取りに来て帰っていくときの笑顔と「ありがとう!バイバイ!」の言葉はおもちゃドクターにとってかけがえのない活動エネルギーになることは言うまでもありません。みなさまから「あってよかった“おもちゃ病院ぺんぎん”」と言っていただける活動をめざしています。
今後の展開
おもちゃの性能は年々向上し、内部の部品も小型・集積化され、だんだんと修理が難しくなりつつあり、交換部品の入手が困難となって治せないおもちゃも増えてきました。一方、お持ちいただく故障おもちゃの約60%がお客様の「電池の取り扱い」に起因するものなので、今後はおもちゃが“故障しないための取組み(故障予防)”もテーマに加え活動をしていきたいと考えています。
今年度初の試みとして、不要おもちゃをお互いに交換する「おもちゃ交換会」の実施を企画しています。壊れていないのに、不要になったら捨てられてしまうおもちゃを減らすと同時に、壊れて修理できなかったおもちゃを解体して、修理おもちゃの交換部品として利用する予定です(3Rの取組み)。
取り組み効果と評価
1.おもちゃ修理受付状況
2021年 受付人数: 79人 おもちゃ数:148体 完治率:80%
2022年 109人 198体 90%
2023年 182人 313体 87%
*年々、受付人数・おもちゃ数が増加し、知名度も高く活動成果が認められてきているように思います。
2.表彰経歴等
・2021年11月12日:令和3年度 富山県「子育て支援 とやま賞」受賞
・2022年10月10日:「とやま環境フェア2022」にて”知事表彰(環境部門功労)”受賞
見学等受入れ情報
有
おもちゃ病院診療活動日には、見学自由です!