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2024年07月08日
「服の鉛筆」販売開始!株式会社ミヤモリ
「服の鉛筆」販売開始!
~裁断くずをアップサイクル
株式会社ミヤモリ
小矢部市のアパレル縫製メーカー、株式会社ミヤモリでは「服の鉛筆」の販売を開始しました。「服の鉛筆」…意外なネーミングの理由は、鉛筆の芯に、洋服の生地を裁断すると必ず発生するハギレ…裁断くずを使用していることです。
同社だけでも、その量は年間20トンにも上るため、CO2削減に貢献できないかと社員からアイディアを募集。2年半をかけ、小矢部市で炭を作る企業との共同開発により、繊維を炭化して鉛筆の芯を作ることに成功しました。これにより、廃棄処分する場合に比べて年間の二酸化炭素排出量を20%削減することができます。
世界初の技術を詰め込んだ「服の鉛筆」は、第32回日本文具大賞2023サステナブル部門で優秀賞を受賞。「すべての捨てるを過去にする」を掲げ、異分野から新たな価値を生み出すアップサイクルの取り組みが、大きな反響を呼んでいます。
【株式会社ミヤモリ
代表取締役社長
宮森 穂(みのる)さん】
我々の未来である子供たちに、自然を残していきたいという思いがあり、100年企業を目指し「環境負荷を下げる」を会社のビジョンの一つに掲げています。
小学校の出前授業で「服の鉛筆」について紹介すると、子供たちがSDGsにものすごく興味を持ってくれていることがわかります。出前授業は、今年は全国どこへでも出かける予定で、年間20件を目指しています。
「服の鉛筆」は、弊社で働く社員やその家族の幸福感にも繋がっていて、いわゆる「ウェルビーイング」な企業として認められていることがうれしいです。
【服の鉛筆】
黒がマットな質感で、書き味なめらか。
濃さは小学生が学習に利用しやすい2B。
価格は、6本入り1,500円(税込)。
販売は、株式会社ミヤモリ
公式オンラインストア「miAmore」にて取扱い。